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L'histoire de "La Neige"--ラ・ネージュ誕生秘話

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このサイトは年中無休で世界に向かってオープンしていますが、「茶室」ラ・ネージュは、基本的に、コンサート・展覧会・講習会など、イベントのある時のみオープンします。オープンしているかどうかは、必ずこのサイトにて、イベントスケジュールをチェックしていただくか、お電話によって、ご確認ください。

ようこそ。四方有紀の茶室、ラ・ネージュへ。

The Concept of La Neige

ラ・ネージュは同時代の茶室です。
亭主である四方有紀が、ゲストに様々な出会いと和みを提供する場としての。
奇しくも、茶室がそういう意味合いを最も持っていたと思われる時代に秀吉が築いた伏見桃山城下町に位置しています。

当時の茶室では、掛け軸や、一つ一つの道具を通してゲストに供された「美」を、サロンコンサートや展覧会を通して提供していく他、リラクゼーションに通じるグッズ販売、喫茶喫食の機会の提供など、和みの場を創ります。また、古き佳き日本の文化を今にしか出来ない形で21世紀に受け継ぐための教室を主催します。
 
当時の茶室が「にじり口」という、どんな人でも頭を低くして屈まなければ入れない入り口を採用し、そこを通って中に入ってきた人は、その外での身分にいかに高低があろうとも、中に居る間はその上下関係はなくなる、といった仕組みを用いたように、真の意味でのコミュニケーションが図られる場を創れたら、と思っています。


 
ラ・ネージュ=la neige=フランス語で「雪」の意味です。

雪は白く、清い。無垢であり、何ものにも染まらない。
 
「雪ぐ」と書いて「そそぐ」と読んだりする(「汚名を雪ぐ」というように使われる。)ように、汚いものまで浄化する力もある。
一つ一つは小さな結晶だが、沢山積もると雪崩をも引き起こす力を持つ。
日本では、古来より、自然界の美しいものを「雪月花」と云い、尊んだ。その筆頭に位置する。
それは亭主の名前の由来でもある。
雪の結晶の形は真中の核を中心に、放射線状に広がりを見せる。
それは、亭主を中心に、広がる人的ネットワーク。また、秀吉の城下町伏見桃山から世界に、という地理的広がりを意味する。

その意味を汲み、関る人みんなが幸せな気持になるようにとの意味を込めて、 意外にも日本の伝統意匠であり、結晶の六方への広がりの先がハートで終わる雪の結晶の意匠をシンボルマークに選びました。
グローバルな、という視点から、日本語以外の外国語で、英語以外で響きがきれいな
、フランス語のla neigeを採用しました。

また、建物も、その名の持つ意味を十分吟味して造られました。

詳しくはL'histoire de "La Neige"をお読みください。

建物の写真はこちらです。